高枝チェンソーの使用するシュチュエーションとして、高い所の枝を落とすイメージが一般的には強いと思うのですが、私は開拓初期に細い枝や20㎝未満の木を伐採するのによく使っています。
リーチがあるので近づいて危険なツル絡みも離れた場所から安全に作業できるメリットがあります。
そのかわりリーチが長いのでその先でガイドバーを挟むとかなりやっかいなことになるので、慎重に作業する必要がありますが、デメリットを上回るメリットの多さが開拓初期に手に取ってしまう道具です。
高枝チェンソーは槍に例えることができると常々思ってます。
両手で使うチェンソーは刀となりそうです(笑)
では、muc101等のハンディーチェンソーhttps://youtu.be/IuWmy4tF95Q
は脇差しになるのかな??と妄想しながら作業してます(笑)
2022年9月22日に公開した動画ですが、高枝チェンソーでの開拓作業やロープワークを使っての牽引伐倒など、見所があると思いますのでお時間ございましたら、見てみてくださいね。
16:10の伐倒がなかなか見ごたえあるように思います。
06:48のロープワークもなかなか面白いと思います。
これは最近2025年5月に伐採したときの作業動画になるのですが、木の重心のまま倒すとフェンス側に倒れる状態だったのですが、ツル絡みが奥へ向かってあったので、わざとツルを切らずに残すことでフェンスより奥へ引っ張られるようにして、伐倒しました。スローになった動画をよく見てもらうと重心が変わり奥へ引き込まれるように回転して倒れてくのがわかると思います。リギング等のロープワークをツル絡みを利用して再現したような伐倒になりました。非常に上手くいったと思います。

このモデルの前のソーチェーンは3/8ピッチ91VGの刃がついてましたので突込み切りができなかったのですが、このモデルになって1/4ピッチの25APとなり突込み切りができるようになりものすごく伐倒のバリエーションが広がりました。

なかなかの佇まいだと思います。良い道具は、気分を上げて集中力もあげるのでほんとに自分の意識の延長を刃に託して作業できます。

No responses yet