全旋回フォーク仕様 3tユンボ 抜根 整地 キャタピラーCR303 全旋回グラスパーVS GV-32S 鈴鹿市

全旋回フォーク仕様のユンボで伐根後、整地をしました。

全旋回フォークで伐根をするときのメリット・デメリット
※デメリットの方が大きいかもしれません

メリット
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・株の遠い所 アームの一番伸ばした所の土を削れるのでユンボが移動せずに株の全周を削れる
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・根っ子を簡単に除去できる。固定のフォークでは根っ子の方向によっては掴めないので、本体を移動する必要が出てくるが、全旋回だと本体を移動せずに根っ子の方向に合わせて引き抜くことができる

デメリット
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負荷を掛けすぎると旋回モーターを壊す恐れがある
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開いた奥にグリスニップルがあるので、土を掘り起こすときや株を持つときに置くまで無理に突っ込むとグリスニップルを破損する恐れあり
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アタッチメント自体が重いので大きい株を引き抜くのに適していない

全旋回ユンボは片付け仕事はすごく捗るのですが、整地に関してはなかなか扱いにくい仕様だと思ってました。
理由は
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・アタッチメントが重いので車両のバランスが極端にアーム側になるので前後や左右のキャタピラの一部の接地圧が掛かり走行後にきれいな面が出にくい
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アームで表土をすくいたいときにはアタッチメントの重量があるので繊細な動きが難しく深く刺さるか、削れり足りないかになる

このような印象でしたが、現場でヒノキを切った際に80㎝ぐらいの丸太にして掴んで整地したらどうかと思い作業してみると、これが抜群に操作しやすくてびっくりしました。

丸太を掴んで整地する前は、あまりの整地のしにくさに、グレーディングビームというアタッチメントを買って整地したいなと思うほどでしたが、この現地調達の丸太の神がかった楽しさと操作性の良さを得られるとは思わなかったです。

3tユンボより大きいクラスになると4tベースぐらいからチルトローテターなるものが出てますが、最大の障壁が3tユンボにはチルトローテターがないのと価格がかなり高額なので、私が買うことはまずないだろうと思いつつ、その自由度の高さから欲しいなと思ってましたが、全旋回フォークに丸太を掴んで整地することで、チルトローテターもどきっぽいことができるようになったので、物欲魂は減少しました(笑) 全旋回+丸太は前後左右に土を振り分けつつ、転圧もある程度できるので法面バケットのように表土をうすーく削り取るようなこともできました。 いやー道具や機械は扱えば感覚が広がり深くなるので、扱えば扱うほどいろいろなアイデアが出てきますね。 しかしながら旋回モーター部分に負荷がかかることは間違いないので、無理な操作はしないでおこうと思います。 本日もブログをご視聴いただきありがとうございます。

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